釣具店の新戦略 その二 健康寿命を伸ばす釣りを意識しよう!

平均寿命と健康寿命の違いをご存知でしょうか?

皆様、長生きしたいですよね。でも、寝たきりや要介護では、悲しい気持ちになります。現状の日本では、平均寿命と健康寿命には10年の差があると言われています。ますます高齢化が進む日本、出来るだけ元気な期間を長くしたいと望みますよね。健康寿命を伸ばす為の健康方法はいろんな形で紹介され、関心の高さが伺えます。

釣りは健康寿命に繋がるのでしょうか?

各方面からの見解としてハッキリとしたエビデンスは存在しませんが、総合的な効果が高いのが、運動することと言われています。その中でも、無理なく適度の運動効果が得られ、大自然の素晴らしい環境のもとで程よく日光を浴びて行う釣りは、あらゆる趣味の中でも有効であると思われます。

大きな魚を釣るとか、たくさん釣るのが目的でなく、健康寿命のための釣りを推進しよう。

若い世代をターゲットとする戦略も重要ですが、GG世代を囲い込む事も大切な方針です。釣りを始める動機づけとして新たな提案「フレイル予防の釣り」を考えていきましょう。老化現象の前段階がフレイルと言われ、フレイルチェックの中に身体活動の低下があります。人と接する機会が減った、定期的に運動していないなどを解消するために、釣りを取り入れて健康増進をスタートして頂きましょう。

定年退職からの20年以上の素敵な関係が続く、最高の顧客を獲得せよ!

釣りはあらゆるフィールドで体験ができる趣味、だからこそ個別にマッチした提案が重要なのです。来店機会を定年後のフレイル予防の釣りと定義づけることで、スポーツを始める感覚でご来店頂き、顧客の希望を聞きながら一番合った釣りをチョイスしましょう。そのための仕掛けに工夫が必要になってきます。ホームページや店舗でのポスターでの告知の段階で、海・川・池などのすべてフィールドで釣り体験が出来るイメージをお願いします。そして、釣りをしながら健康寿命を伸ばす仲間作りをし、店舗内でのコミニュティーを形成することをゴールとしましょう。その先には、あなたの店舗に素晴らしい顧客グループが出来上がります。

高齢化社会を嘆くより、健康で長生きを歓迎しましょう。

人生100年時代、釣りで老後を思いっきり楽しんで頂きましょう!

そのお手伝いをする体制づくりが、新たな需要を生み出すのです。